
掃除の仕事がしたくて求人を探したものの、耳慣れない名前の仕事がたくさん出てきて困ったという経験をお持ちの方もいるかもしれません。
実は、掃除の仕事には様々な業種があり、作業内容もそれぞれ異なります。
しかし、これは逆に言えば、これまで知らなかった仕事について知ることができるチャンスでもあります。
もしかしたら、あなたにぴったりの仕事と出会えるかもしれません。
今回は、求人に出ているような掃除の仕事の種類と、それぞれの内容について紹介していきます。
あわせて、求人にない方法で掃除の仕事を始める方法についても説明していきましょう。
Contents
求人がある掃除の仕事7種類
掃除の仕事には、主に以下の種類があります。
- 特別清掃
- 特殊清掃
- 遺品整理
- 不用品回収
- ゴミ屋敷清掃
- お掃除代行
- ハウスクリーニング
このなかには、聞いたことがないものもあるという人も多いでしょう。
ここでは、これらの仕事内容について一つずつ説明していきます。
掃除の仕事①特別清掃
「特別清掃」は、主にオフィスやビルなどの建物に対してする清掃です。
特別清掃では、通常の掃除では落ちない汚れを、特殊な洗浄工法や化学洗剤などを利用して落とします。
屋内では床のワックスがけや、カーペットやブラインドの洗浄、ダクトの清掃も行います。
屋外では、コンクリートや石材の床や壁のシミ抜きから、高所でのガラス清掃なども特別清掃の仕事です。
このように特別清掃は、普段家庭でするような掃除とは全くの別物です。
特別清掃をするには、専門的な技術や洗剤などの知識が求められます。
掃除の仕事②特殊清掃
「特殊清掃」は、孤独死や自殺があった部屋などの事故物件を清掃する仕事です。
人が亡くなった部屋では、血液や腐敗体液が、床や壁などに染み込んでしまいます。
血液や腐敗体液が染み込んだ家具を処分したり、床や壁の染みを除去することが特殊清掃の仕事です。
また、人が亡くなってから時間が経つと、その部屋には死臭が充満します。
この臭いを消すのも、特殊清掃の仕事の一つです。
床や壁に染み込んだ血液や体液を除去したり、死臭を消すのには、確かな技術と知識が必要です。
過酷な環境での仕事となるので、精神力も要されます。
掃除の仕事③遺品整理
「遺品整理」は、亡くなった人が住んでいた住宅に残った遺品を整理する仕事です。
こちらは特殊清掃とは違って、事故物件が対象ではないので、死臭などに苦しめられることはありません。
遺品とは、故人が残した全ての持ち物を指します。
遺品整理では、故人が住んでいた住宅に残ったゴミや不用品などをトラックに運んで、回収します。
重たい家具を運ぶことも多いため、体力は必須です。
ただし、アルバイトなどでするぶんには、遺品整理は特別清掃や特殊清掃と違って、特別な技術や知識は必要ありません。
掃除の仕事④不用品回収
「不用品回収」はその名のとおり、住宅や事業所などにある不用品を回収する仕事です。
回収する物品の量は、依頼内容によって異なります。
回収する物が1つだけのこともあれば、住宅や事業所内のゴミや不用品をほぼ全て回収することもあります。
不用品回収でも、住宅や事業所内にある物を外に停めてあるトラックまで運ぶことになるので、体力は必須です。
そのかわり、特別な技術や知識などは必要ありません。
住宅の持ち主が故人でないことを除けば、遺品整理と不用品回収は非常に似ている仕事だと言えるでしょう。
掃除の仕事⑤ゴミ屋敷清掃
「ゴミ屋敷清掃」は、現在社会問題にもなっている「ゴミ屋敷」や「汚部屋」の片付けをする仕事です。
ゴミ屋敷清掃でも、遺品整理や不用品回収同様、住宅内にあるゴミや不用品をトラックに運び、回収していきます。
ただし現場の過酷さは、一般的な遺品整理や不用品回収の現場とは比べ物になりません。
なぜなら、大量のゴミで埋もれたゴミ屋敷や汚部屋には、ゴミによる悪臭が充満しているからです。
またゴミ屋敷や汚部屋には、ゴキブリやハエなどの害虫が大量発生しています。
ゴミを動かすたびにこうした害虫と出くわすことになるため、虫が苦手な人にはおすすめできません。
掃除の仕事⑥お掃除代行
「お掃除代行」とはその名のとおり、スタッフが住人に代わって掃除をする仕事です。
お掃除代行でする作業は基本的に、一般家庭で行われる掃除と同じものです。
そのため、専門的な技術や知識などは必要ありません。
主婦をしているなど、家庭での掃除経験が豊富な人なら、即戦力になれるはずです。
ここまで紹介してきた掃除と違って、体力がなくてもできるぶん、始めるハードルは低いと言えるでしょう。
掃除の仕事⑦ハウスクリーニング
「ハウスクリーニング」は、一般家庭の住宅や、オフィスや店舗、マンションの共用部などを清掃する仕事です。
一般家庭向けのハウスクリーニングの仕事では、お掃除代行と違って、より専門的な清掃が求められます。
なぜなら、一般家庭では落とせない汚れを落とすのが、ハウスクリーニングの仕事だからです。
ハウスクリーニングの仕事では、エアコンやキッチンのレンジフード、水回りなどの清掃が多くなっています。
特別清掃や特殊清掃ほどではありませんが、ハウスクリーニングをするのにも、汚れを落とすための技術と洗剤の知識などが必要です。
また、床などを掃除する際に重たい家具を動かすこともあるので、体力も要します。
そのため、高齢の方がやるには厳しい仕事だと言えるでしょう。
掃除の仕事は、フランチャイズで独立することも可能
掃除の仕事をしたい場合、求人サイトや求人誌などで、求人をチェックする人は多いでしょう。
求人が出ている仕事は、当然ですが、雇用主に雇われる形になります。
実は掃除の仕事は、誰かに雇われずに、いきなり自分の店を開いて始めることも可能です。
しかも、清掃業の経験がなくても、できる方法があります。
その方法とは、フランチャイズに加盟することです。
フランチャイズとは、本部の看板を借りて、本部の一店舗として自分の店を経営するビジネスモデルです。
例えばセブンイレブンのフランチャイズに加盟すれば、自分の店をセブンイレブンの店舗としてオープンできます。
さらに、フランチャイズでは本部が加盟者たちに向け、開業前に研修を実施しているので、未経験でもいきなり独立できるのです。
ここまで説明してきた掃除の仕事のなかには、フランチャイズ展開している企業が多い業種もあります。
それは、ハウスクリーニングです。
ハウスクリーニングのフランチャイズに加盟する人たちのうち、80~90%は清掃業の未経験者です。
それでも、高い利益をあげている人がたくさんいます。
掃除の仕事を始めたいという人は、資金に余裕があるなら、ハウスクリーニングのフランチャイズへの加盟も視野に入れておくといいでしょう。
まとめ
掃除の仕事には、主に以下の業種があります。
- 特別清掃
- 特殊清掃
- 遺品整理
- 不用品回収
- ゴミ屋敷清掃
- お掃除代行
- ハウスクリーニング
求人サイトなどを見れば、これらの仕事はだいたい募集されているはずです。
やりたい仕事がある方は、応募してみるといいでしょう。
また、ハウスクリーニングに関しては、フランチャイズに加盟することで、いきなり店を開くことも可能です。
資金に余裕があって、本気で取り組みたいのなら、こちらも候補に入れておくといいかもしれません。
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