
お掃除の事業を始めるにあたって、フランチャイズに加盟するのは賢い選択だと言えるでしょう。
知名度の高いフランチャイズ本部に加盟すれば、それだけで集客力が高くなります。
ただし高い売上を上げるためには、営業をして、たくさんの顧客を獲得していかなければなりません。
しかし、お掃除の事業を始めようとしている方のなかには、営業に苦手意識があるという方もいるはずです。
そんな方におすすめなフランチャイズ本部が、営業が一切不要の「ダイオーズカバーオール」です。
今回はお掃除のフランチャイズ本部に加盟して、営業なしで高い売上を上げたいという方のために、ダイオーズカバーオールの特徴や開業資金、メリットやデメリットなどについて徹底解説していきます。
Contents
ダイオーズカバーオールの特徴
ダイオーズカバーオールは、「株式会社ダイオーズ」が運営する、オフィス清掃のサービスです。
ダイオーズは2003年に、オフィスビルの清掃サービスで米国シェアNo.1を誇る「カバーオール社」と提携しています。
ダイオーズでは、カバーオール社のオフィス清掃のノウハウや教育プログラムを導入し、日本向けのサービスを展開しています。
この日本向けのサービスこそ、ダイオーズカバーオールなのです。
ダイオーズカバーオールはフランチャイズ展開をしていて、実際のオフィス清掃は加盟店オーナーたちに任せています。
ダイオーズカバーオールのフランチャイズ本部に加盟すれば、アメリカでシェアNo.1の企業のノウハウを学んだうえで、本部の看板を使って開業できます。
ダイオーズカバーオール加盟時の流れ
ダイオーズカバーオールに加盟して、開業するまでの流れは以下のとおりです。
- 説明会
- 面談
- 面接
- 事務手続
- 初期清掃研修
- 営業研修
- 開業
開業前に行う実務研修の期間は、10日間となっています。
研修が終われば、すぐに開業できます。
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ダイオーズカバーオールの加盟にかかる費用
冒頭で説明したとおり、ダイオーズカバーオールの加盟店オーナーは営業をする必要がありません。
案件は全て、本部が紹介してくれるのです。
これは逆に言えば、ダイオーズカバーオールは加盟店オーナーの売上額を調整できるということでもあります。
ダイオーズカバーオールでは「売上保証制度」を採用しており、加盟店オーナーはそれぞれ、規定の額の売上が保証されています。
ダイオーズカバーオールでは、売上保証額に応じた複数のプランが用意されており、加盟者は好きなプランを選択可能です。
出店地域が関東の場合、以下のプランが用意されています。
- 売上保証額30万円プラン
- 売上保証額40万円プラン
- 売上保証額50万円プラン
「売上保証額30万円プラン」で契約した場合、毎月の最低売上額が30万円になるように、本部から案件を紹介してもらえる仕組みです。
ダイオーズカバーオールでは、どのプランで契約するかによって、最初に本部に支払う開業資金の額が異なります。
またダイオーズカバーオールの出店可能店舗は「関東」「関西」「中部」に限られており、出店地域が「関東」か「関西・中部」かによっても、開業資金の額が異なります。
関東のプランごとの加盟金は、以下のとおりです。
- 売上保証額30万円プラン…310万円
- 売上保証額40万円プラン…370万円
- 売上保証額50万円プラン…430万円
それぞれの内訳は、以下のようになっています。
加盟金(研修費込) | スターターキット | 顧客開発費 | |
30万円プラン | 20万円 | 110万円 | 180万円 |
40万円プラン | 20万円 | 110万円 | 240万円 |
50万円プラン | 20万円 | 110万円 | 300万円 |
関西・中部のプランごとの加盟金は、以下のとおりです。
- 売上保証額20万円プラン…420万円
- 売上保証額60万円プラン…710万円
各プランの内訳は、以下のようになっています。
加盟金 | 研修費 | スターターキット | 顧客開発費 | |
20万円プラン | 140万円 | 80万円 | 80万円 | 120万円 |
60万円プラン | 140万円 | 80万円 | 130万円 | 360万円 |
ダイオーズカバーオールでは、関東よりも関西や中部のほうが、開業資金が高額になっています。
また、本部に毎月支払う「ロイヤリティ」の額も、以下のように出店地域によって異なります。
- 関東…売上の27.3%
- 関西…売上の17.3%
開業資金は関西・中部のほうが高額ですが、ロイヤリティは関東のほうが高額です。
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ダイオーズカバーオールのメリット
ダイオーズカバーオールのメリットは、やはり営業の必要がないという点にあります。
ハウスクリーニングのフランチャイズ本部でも、開業から間もない頃は、本部から案件を紹介してもらえます。
しかしゆくゆくは本部からの紹介だけでなく、自分でも顧客を開拓するため、営業をしなければなりません。
その点ダイオーズカバーオールでは、本部からの紹介案件が100%なので、営業の必要が全くありません。
ダイオーズカバーオールでは、新規開拓や案件の獲得は全て本部がしてくれるのです。
営業の必要がないので、加盟店オーナーは本部から割り振られた案件の清掃だけに注力できます。
さらにダイオーズカバーオールには、ハウスクリーニングのフランチャイズにはない強みがあります。
先ほども説明したとおり、ダイオーズカバーオールはオフィスやビルの定期清掃のサービスです。
単発のハウスクリーニングと違い、ビルやオフィスの清掃は年単位での契約がほとんどです。
加盟店オーナーは、本部と年間契約を結んだ顧客企業などで定期的に清掃をすることになるため、売上が安定します。
つまりハウスクリーニングと比べて、長期的な売上の見通しが立ちやすいのです。
さらにダイオーズカバーオールでは、紹介してもらった顧客企業が倒産しても、同等の顧客を紹介してもらえる「顧客保険制度」を採用しています。
そのため、定期的に清掃をしていた顧客企業がつぶれても、加盟店オーナーの売上額は落ちません。
また、ビルやオフィスの清掃と言っても、ダイオーズカバーオールで紹介される案件のほとんどが中小企業の小さいビルです。
中小企業のビルなら、1~2人の少ない人数でも、数時間で作業を終えられます。
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ダイオーズカバーオールのデメリット
ここまでダイオーズカバーオールのメリットについて説明してきましたが、これにはデメリットもあります。
それはハウスクリーニングと比べると、加盟金とロイヤリティが高額だという点です。
ダイオーズカバーオールに加盟するには、最も安価なプランでも、開業資金が310万円かかります。
ハウスクリーニングのフランチャイズ本部のなかでも有名な「おそうじ本舗」の開業資金が259万円ということを考えれば、いかに高額かが分かるはずです。
またダイオーズカバーオールは、ロイヤリティも高額です。
ダイオーズカバーオールのロイヤリティは、関西・中部で17.3%、関東にいたっては27.3%もかかります。
こちらもハウスクリーニングのフランチャイズ本部で有名な「ダスキン」の場合、ロイヤリティは売上の8~10%ですから、かなり高額だと言えるでしょう。
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まとめ
ダイオーズカバーオールは、オフィス清掃のフランチャイズ本部です。
ダイオーズカバーオールでの仕事は、全て本部が紹介してくれるため、加盟店オーナーは営業をする必要がありません。
ダイオーズカバーオールは、営業が苦手だという方にうってつけのフランチャイズ本部だと言えるでしょう。
ただしダイオーズカバーオールでは、ハウスクリーニングと比べて、開業資金とロイヤリティの額が高くなっています。
そのため開業資金やロイヤリティを安く抑えたいという方には、不向きなフランチャイズ本部だとも言えるでしょう。
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